■■カットエンジン/ Cutaway Engine Display

●エンジン表面は、メッキ、研磨、塗装仕上のほか、銀鏡塗装、蛍光塗料なども取り入れています。

W2Designでは、モーターショーなどの展示用に、エンジンを始めとする各種のカットモデルをデザイン/製作しています。カットのデザインは、そのエンジンが持つ技術を最も分かりやすく、かつ美しく表せるように検討します。展示の効果をより高めるため、電動回転、映像モニター、LED流れ照明などを加えたり、エンジン自体に上下、回転、ひねりなどの動きの演出を加えることもできます。
カットエンジンは、基本的に一品製作品なので、個別のご要望に合わせ、どのような仕様にもできます。また、展示架台やスペックボードなども併せて製作しています。
W2では、製作のほかに、展示時セッティング、海外ショー出張メインテナンス、レストアにいたる関連業務を受託しています。

W2では、エンジン以外にもトランスミッション、CVT、ハイブリッド車パーツ、触媒などのカットモデルを製作しています。トランスミッション
のカットモデルには、電動回転仕様、観客操作型のものも多く、ショーの無給油状況での苛酷環境に耐えるよう工夫されています。

W2Design製作するカットエンジンは、その型式、サイズ、年代などを選びません。水平対向、直列、V型、星型、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、タービンなどあらゆる種類の製作を手がけています。
W2では、どのカットエンジンも信頼性のある技術製品とし、工芸品としての仕上げも加えた、いわば
技術工芸品 として世に出すことを目指しています。

●カットエンジンの製作は、株式会社ダブリュー・ツー042-588-0750にお問い合わせください。
                    〒190-0182 東京都西多摩郡日出町平井24-1 

W2ではカットだけでは分かりにくいシステムの働きなどを、視覚的に表現する装置もデザイン・製作しています。写真は、ディーゼルエンジンのDPFシステムを中心にした排気の流れを表現する展示品です。
カットしたDPF、ターボチャージャをLEDの光の通路で結び、流れ発光の制御を加えたものです。エンジンから出た排気がDPFシステムで浄化されていくことが分かります。

■1940年代R-1340          1950年代Coventry Climax FWE               1950年代〜現在 PT-6A           2010年代       

▼展示目的ばかりではなく、教育機材として、ピストンの動きやバルブの作動などを見られるカットモデルも製作しています。